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★当サイトにおいて印章彫刻に使用する書体は主に次の五つの書体です★

印相体
(いんそうたい)
印篆体
(いんてんたい)
小篆体
(しょうてんたい)
隷書体
(れいしょたい)
古印体
(こいんたい)

 印相体(いんそうたい) 一般的に吉相印などと称される印章に用いられる書体です。篆書体を基本にし、全体に文字が枠に対して広がっています。判読されにくい書体で実印の書体として人気がありますが、注意しないと上下を間違える方もいらっしゃるようです。ちなみに、もちろんの事ではありますが使用する印章をこの書体にしたからといって、その人の運勢が良くなると言うようなことは決して有りません。
強いて言えば、枠に文字が接する部分が多いので物理的に幾分かは枠が欠けるのを抑えられるかと思われます。
 印篆体(いんてんたい) 印章彫刻における篆書(てんしょ)には一般的に印篆体(いんてんたい)と小篆体(しょうてんたい)があり、印篆体はやや角張った印象があります。これは印章に用いるために丸や四角の中に配字し易くしたものだと言われています。小篆体のような軟らかみはありませんが「厳格な感じが良い」と好まれる方も多いようです。一般的に「篆書」と呼ばれているものはほとんどがこの印篆体です。
 小篆体(しょうてんたい) 「秦の始皇帝」が国の統一と同時に文字も統一し、その時代に用いられたの篆書のことを小篆体といいます。現在では展覧会等に最も多く使用されます。印篆体にくらべて軟らかい印象があり趣も深い書体です。
(本来の純粋な小篆体のままでは実用印に使用するのが不向きな文字もございますので、当サイトでは純粋な小篆体をベースに、印章として見栄えの良いようにアレンジして彫刻致しております。)
 隷書体(れいしょたい) 中国の秦(しん)の時代に下級吏官が小篆体を簡略化して実用的な文字を始皇帝に献上したのが始まりとされています。隷書には速記系と芸術系があり印章彫刻に用いられるのは芸術系で有名な「曹全碑(そうぜんのひ)」をもとにしたものです。上品で女性の方に人気があります。
 古印体(こいんたい) 篆書体が中国で出来た文字であるのに対して古印体は日本独自の書体といって良いでしょう。元々は古来の鋳造物が金属であるが為にそこに描かれた文字が錆び付いて面白みを得たことから発展したものであるといわれています。
読みやすい書体が良いという方に好まれるようです。


◆書体についてのアドバイス◆

当サイトでは5種類の書体をご用意致しましたが、
いくら書体見本があっても
「いったい自分の名前をこの書体にするとどうなるのだろう?」
といった疑問がお有りになるかと思います。
実際の所、個人用の実印や銀行印に限って言えば、殆ど(90%超)の方が
「印相体」もしくは「篆書体(印篆体・小篆体)」をお選びになります。
最終的にはその方個人の好みとなりますが、
どちらかといえばどっしりとした感じをお好みの方は「印相体」
また、すっきりとした感じをお好みの方は
「印篆体」・「小篆体」といった所でしょうか。






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