◆黒水牛
最もポピュラーな材質で、手頃な価格で人気があります。
原産地はインドやセイロン等で牛科の哺乳動物の角を原材料としています。象牙が哺乳動物の牙(骨の進化したもの)であるのに対しこちらは角(人間の爪と同じで皮膚の進化したもの)であることから強度に関してはやや劣りますが、その分粘度が高く印材としては適しています。使用頻度の高い印章には最適ですが、長期間乾燥するとヒビが入りやすいという欠点もあります。
天然材料のためもともとは真っ黒な部分はほとんど無く、染料で染め上げてあるのが普通です。




■ 柘(つげ)
古くからなじみの深い木製の材質です。
主に印材の呼び方としては「柘」また、将棋の駒などでは「黄楊」と記述することが多いようです。
「柘」とは日本国内産(主に鹿児島)を指し、タイなどからの輸入材である「アカネ」とは区別されます。比較的安価に思われがちですが、本物の「柘」の場合、印材に使用できる大きさに成長するのにはおおよそ15年から30年かかると言われています。実際、大きさによっては他の水牛系の材料よりも値段が高くなることもあるほどで、決して安価なものではありません。それに対し「アカネ」は暖かい国で生産するため成長が早く、収穫も早いとされています。しかし成長が早い分だけ年輪と年輪の間が大きく、目が粗い素材になってしまいます。激安店などで見かける「柘」と称される物はほとんどが「アカネ」です。
やはり印材には「柘」が適しています。強度は他の印材に劣りますが、きめの細かさ、手触りや木目の色合いなどは他の印材には無い暖かみが感じられます。
当サイトでは鹿児島産の「柘」のみを厳選して使用しております。



Copyright (C) Gyokusando. All Rights Reserved.